首の痛みの治療法

首の痛みの治療法には、大別すると次の3つがあります。

(1) 生活指導(初期段階)

医師の指導によって日常の生活習慣(姿勢や運動など)を改善し、予防する方法です。

(2) 保存療法(症状が少し進んだ段階)

鎮痛薬などで首の痛みを軽減しながら、悪化しないようにする治療法です。
牽引(首をひっぱる)、温熱(首周辺を温める)などの療法も含まれます。

■首の牽引治療

首の一般的な治療は「牽引治療」です。

理学療法の一種で、専用の機械で吊った頭を持ち上げて首を伸ばしたり、
頭をおろして首の緊張を緩めたりする運動を繰り返し行うというもの。

これにより、神経への圧迫や筋肉の緊張を取る効果を狙いますが
残念ながら、時間が経つと元にも戻るため対症療法と言わざるを得ません。

運動療法や温熱療法、低周波治療などと並行して行われることが多い療法です。

牽引療法の目的は、牽引力を作用させることで、
局所の安静・整復・固定や疼痛の軽減を図ることです。

具体的には、頭を引っ張り、頭の重さによる頚椎への負荷を軽くした状態で、
狭くなった骨と骨の隙間を広げます。

また、頭を固定することで、安静を保ち、緊張して硬く締まってしまった筋肉を緩和させるのです。

ただし、痛みが激しい場合には行いません。

牽引療法は、頚椎ヘルニアには非常に効果の高い療法であるとされています。
事実、この療法でよくなったという人は結構います。

しかし、そうでない人がいるのも事実です。
というのは、筋肉は伸ばしすぎると、その防御反応として、逆に縮む性質があります。

そのため、筋肉が緊張して過敏になっているところほど緊張が強まる恐れがあり、
牽引法で逆に悪化してしまうこともあるのです。

また、狭いと判断された椎間板には牽引法がよくても、
正常な椎間板が広まり、異常になってしまうという例もあるようです。

頚椎ヘルニアの治療法として、牽引法が良いか悪いか、判断に迷うところです。

(3) 手術療法(かなり進んだ段階)

(1)と(2)の方法では改善されず、強い脊髄症状がみられる場合などには、
手術を選択する方法もあります。

発症した場所や程度によって、手術の方法は異なります。

ただし頚椎の手術の場合、すべての症状を解消することは難しく、
一部の症状が残るケースも少なくありません。

また、合併症を起こすこともあるので、
リスクについても医師からよく話を聞いておくことが大切です。


★慢性化した首の痛みを解消する方法★
首のコリやハリを、ただひたすら耐えるのはやめてください。

首・肩の慢性的な痛みを改善


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